嘉 春佳  |  HARUKA YOSHI

他者に対して精神的な距離や不安を感じて遠ざけてしまうとき、相手も同様に感じているのかもしれない。私たちは普段抑圧している自身の認めたくない面を影（シャドウ）として他者の中に見る、という心理学の話から、他者と自分との間にある距離と関係、他者に映し出される自身の姿について考え制作した。

鑑賞者は作品の前に立つとき、床に設置した鏡の中に映る自身の姿と対峙する。