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気配のシルエット
2019
古着 接着芯 釣糸
room size H360cm×W889cm×D712cm
中之条ビエンナーレ2019での展示作品。現在は廃校となった小学校を会場に、中之条で暮らす人々が以前着ていた衣服を用いたインスタレーション作品を展示した。初めてこの場所を訪れた時に感じた、古い木造の学校に留まるかつてこの場所で学んだ人々の気配や、教室の隅で動かなくなった蝶の死体から着想を得て制作を行った。人々が入っては出ていく学校という場所と、生まれ、時を経て旅立っていく人と土地との関係を重ねた。窓に向かう古着の蝶の群れは、人々が土地から旅立つ様子を、畳んで積み重ねた衣服は、人々がそこで過ごした時間や日常の記憶の集積がその地に残されていくことを思わせる。
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教室の片隅に死んでいる蝶を見つけました。
学ぶ人々が入れ替わりながらも変わらず在り続け、そこに「居た」存在を想起させる学校という場所でその姿を見つけたことに意味があるように感じました。
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